Mr.Childrenは思い出の栞

Mr.Childrenが今年デビュー25周年を迎えたとのこと。
1992年5月10日、ミニアルバム『EVERYTHING』でメジャーデビュー。
1993年発売の4thシングル『CROSSROAD』のヒット以降、25年経った今でも絶大なる人気を誇るバンド。
『CROSSROAD』以降と言っても3rdの『抱きしめたい』も超有名ではあるので、もうデビュー以降ずっと売れ続けていると言っても過言ではない。

1984年産まれの私にとってMr.Childrenの思い出は多い。
音楽を聴き始めたり歌番組を見始めた小学生の頃から中学生にかけて、Mr.Childrenは初期黄金期を迎えていたように思う。
前述の『CROSSROAD』のヒット以降、『innocent world』『Tommorrow never knows』『everybody goes〜秩序のない現代にドロップキック』…とヒット曲が続く。
ここまで曲名を書いて「初期黄金期」と書いたことは間違いだと気づいた。
Mr.Childrenに「黄金期」なんてない。
だってどこで区切ればいいかわからないぐらい名作が続く。
Mr.Childrenはずっと「黄金期」なのだ。

私の思春期と時代を合わせて思い出しても、ドラマや映画やCMなどとのタイアップ曲も多く、イントロを聴いただけで映像が頭の中で蘇る。
私にとってMr.ChildrenはSMAPと並んでずっと時代を彩ってきたアイコンであることは間違いない。

そんなMr.Childrenが『Thanksgiving25』と銘打たれた25周年記念全国ツアーを開催すると知ったのは今年の2月。
10代の頃はファンクラブである「FATHER & MOTHER」にも加入していたが、数年前にファンクラブ自体は退会してしまっていた。
過去にMr.Childrenのライブには2回だけ行ったことがある。
10年以上前の東京ドーム公演と、同じく10年近く前の“apbank fes”の2回。
他にも幾つか行きたくて各プレイガイドなので応募していましたが、日本を代表するモンスターバンドであるMr.Childrenのチケットがそう簡単に取れるはずもなく、何年にも渡り落選を続けている状態でした。
『Thanksgiving25』に関しても「どうせ無理だよなぁ…」と半ば諦めモードでチケットぴあから応募したのですが、まさかの当選メールが届き、6月29日の東京ドーム公演へ何年かぶりにMr.Childrenを生で観に行くことができました。(もう二ヶ月近く前ですが…)
今回のツアーは6月10日に愛知公演からスタートし北海道公演を挟んでからの東京ドームでした。
どんなライブでもそうなのですが、事前に何の情報も入れずにフラットな
状態で観たいタイプなので一切セットリストやレポなどは見ませんでした。
とは言っても、正直言えば最近のMr.Childrenの楽曲が昔ほど詳しいかと聞かれれば決してそうではない。
シングルカットされてる曲はわかりますがアルバム曲だと知らない曲の方が多いと思います。
このままの状態でライブに行って大丈夫なのか??とゆう不安はありました。
特に、所属事務所も三年ほど前に移籍しているのでもしかしたら過去楽曲は権利関係上あまり演奏できず、最新楽曲を中心に構成されたライブになるかもしれないとある意味覚悟を決めてライブに臨みました。

超満員の東京ドーム50000人が見守る中ライブはスタート。
一曲目はMr.Childrenのライブの代表曲『CENTER OF UNIVERSE』。
続く『箒星』で会場が温まったところで「ジャジャジャ〜ン♪」と一気に思い出がフラッシュバックするイントロが流れました。
三曲目『シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜』です。
私、この時点で落涙です。
さらに『youthful days』『GIFT』『君が好き』『ヒカリノアトリエ』と名曲が続きます。
この時点でもう神セトリなんです。
興奮なんです。
桜井さんがMCで「次に演る曲で大好きな音楽で食べていけると思った曲」とおっしゃって始まったのが『CROSSROAD』『innocent world』『Tommorrow never knows』三曲連続です。
私、鳥肌立ちました。
そしてまた落涙。

ここまで聴けただけでもう元は取ったようなものです。
これ以上は何も望まない状態なのにここでまさかの『車の中でかくれてキスをしよう』を。
ライブで聴けることなんて一生無いと思ってました。
私の10代の青春楽曲なんです。
ちょっと背伸びしたかったあの頃、気取ってカラオケで歌ったりウォークマンで聴いてたのがこの曲だった。
シングルじゃないこの名曲を知ってる自分に酔ってたあの頃の自分に教えてあげたい。

その後も『抱きしめたい』『名もなき詩』『掌』『ニシエヒガシエ』などこれでもかと言うセットリストで攻めてくるMr.Children。
しかも『車の中でかくれてキスをしよう』と同じように聴いていた『1999年、夏、沖縄』も演ってくれて私の涙腺は完全に崩壊したまま終盤へ。
『エソラ』で本編が終了しアンコール。
overtureから『蘇生』、そして「今回のツアーはこの曲で終わりたい」と桜井さんの言葉があり最後の『終わりなき旅』。

息を切らしてさ 駆け抜けた道を 振り返りはしないのさ
ただ未来へと夢を乗せて
閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて
きっときっとって 君を動かしてる
いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしよう
もっと素晴らしいはずの自分を探して
胸に抱え込んだ迷いが プラスの力になるように
いつも今日だって僕らは動いてる
嫌なことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅
(『終わりなき旅』歌詞一部引用)

この歌詞に全てが詰まってる。
Mr.Childrenの25年と、私たちファンに25年間伝えてきてくれた全てがこの歌詞に詰まってる。
25年間も経てば人も環境も大きく変わる。
良いこともあれば嫌なこともある。
今回このライブ中にいろんなことを思い出しました。
今まで思い出すことも、思い出そうとすらしなかったことまで。

秋元康さんは「歌謡曲は思い出の栞」と言ってたけど、J-POPもまさにそうで、その中でもMr.Childrenはやはり特別な“栞”なんだと実感しました。
Mr.Childrenが25年間活動を続けてくれて、そしてこれからも終わりなき旅を歩んで行ってくれることに心から感謝したい思いです。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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