映画『関ヶ原』

少し前からなぜかDJを始めたりしちゃいました。知人のイベントとかではたまにやってたりしたのだけど、レギュラーイベントに参加し始めたのは最近。やり始めたらなんだかんだで楽しいんですよね。
ただ、別にこれと言って音楽に詳しいわけではない。むしろ疎い。HOUSE、HIP-HOP、よくわからない。なので流す曲は専らJ-POP。洋楽もかけますが直近で観た映画の楽曲ぐらい。良いですよJ-POP。J-POP万歳!!

J-POPと言っても最近はSMAPばっかかけてる。SMAP良いですよ。SMAP万歳!!
TOKIO、KinKi Kids、V6もかけるな。てゆーか、この4組しかかけてない気がする。ちょうど私がリアルタイムで観てきたジャニーズアイドル。
なんだかんだでジャニーズ楽曲好きです。特にこの4組の楽曲は懐かしさも相まって楽しくなる。しかも私がDJやれるぐらいラフなイベントですからね。ちょっと懐かしいジャニーズ楽曲がちょうど盛り上がったりするんですよ。

今年はジャニーズ事務所所属タレント出演の映画も多く公開されている。今年はって言うか毎年多いけど。今のとこジャニーズ主演映画で良かったのは『彼らが本気で編むときは、』と『心が叫びたがってるんだ。』の2つ。(超大作の二作をスルーしたこと自体をスルーしてほしい)
超大作でもあった二作も含めなぜか戦国時代ものが続いてる。(超大作の二作を戦国時代ものとするかどうか微妙だけど)

そして、2017年ジャニーズ戦国時代もの三部作(勝手に名付けた)の本命、今年最も制作費をかけて作られたんじゃないかと思われる映画『関ヶ原』が公開されたので、私も早速TOHOシネマズ渋谷で観てきました。
【作品詳細】
司馬遼太郎の名作小説を、岡田准一、役所広司、有村架純ら豪華キャスト共演で映画化。「日本のいちばん長い日」「わが母の記」の原田眞人監督がメガホンをとり、石田三成の義を貫いた生き様を軸に、関ヶ原の戦いを真っ向から描き出す。幼くして豊臣秀吉に才能を認められ、取りたてられた石田三成は、秀吉に忠誠を誓いながらも、正義ではなく利害で天下を治める秀吉の姿勢に疑問も抱いていた。そんな三成の下には、猛将として名高い島左近や伊賀の忍びの初芽らが仕えるようになるが、秀吉の体調が思わしくないなか、天下取りの野望を抱く徳川家康は、言葉巧みに武将たちを自陣に引き込んでいった。そして1598年8月、秀吉が逝去。1600年9月15日、毛利輝元を総大将に立てた三成の西軍と、家康率いる東軍が関ヶ原で天下分け目の決戦に挑むこととなる。主演の岡田が不器用で人間味あふれる新たな三成像に挑み、役所が天下取りの野望に燃える家康役を演じる。さらに三成を命がけで守りながら彼に密かに恋心を抱く忍び・初芽役で、有村が本格時代劇に初挑戦した。


(本編/149分 2017年/日本 配給:東宝、アスミック・エース)


司馬遼太郎原作、原田眞人監督、岡田准一主演。日本史上最大の合戦を描く。しかも今まで「関ヶ原」を題材とした映画は意外にもなかったらしい。話題性抜群だったこの映画。
私の中で唯一不安だったのが岡田准一さんが主演だったこと。誤解なきように言えば、岡田さんは大好きな役者さんだし素晴らしい役者だとも思っている。ただ、岡田さんの出演作の直近二作がなんとも言えない微妙さで、そこに来てこの壮大なスケールで撮影される戦国時代劇とあって「大丈夫なのか?」とゆう不安さがありました。

結果から言えばその不安は吹き飛ばしてくれた。『関ヶ原』とても良かったです。私の好きな俳優“岡田准一”が帰ってきた。
この映画は観る前に絶対に予習をしておいた方がいいです。原作を読んで当時の人物相関図を頭に叩き入れておいた方がいい。どうしても無理なら公式サイトなりで誰がどの役をやるのかだけは頭に入れ、wikipediaで「関ヶ原の合戦」を検索して読んでおいた方がいい。じゃないとたぶん混乱します。とにかく登場人物が多い。

予習をするとネタバレになる…ネタバレとかありません。岡田さん演じる石田三成負けます。

西軍負けます!!

これはネタバレでもなんでもありません。史実です。なぜ西軍、石田三成は徳川家康に負けたのか。史実に基づき司馬遼太郎先生の視点と解釈で描かれている。

歴史を元にしてるのでストーリーはともかく、私がこの映画で特に良かったなと思ったのは合戦のシーン。時代劇の合戦のシーンってどうしても“チャンバラ”要素が多めになることが多い。強い武士が敵方を何人も切り倒す。武将通しの一騎打ち。

実際の合戦ではそんなのありえませんよ。

人間の身体はそんな簡単に切れない。切れたとしても、一太刀切ったら脂がついて二太刀目は無理です。それに、相手の刀や鎧とぶつかりあったら刃こぼれしまくりですぐに使い物にならなくなる。
恐らく実際は刀をまず使い相手に傷を負わせ、あとは刀や石などを使って殴る蹴るして斃したんじゃないか。現に当時の合戦で亡くなったとされる方々の死因を調べると多くが撲殺らしいのです。
映画『関ヶ原』では見せ場である「関ヶ原の合戦」のシーンではあまり刀による斬り合いはなく、槍で押し合ったり投げ倒したりしてるシーンが使われてた。たぶんこれがリアルだと思うのです。史実に基づく映画なら変に無敵な人斬りとかはいらないんですよ。この点が私の中でかなり評価を上げたポイント。

「女性」の描かれ方も良かった。時代劇で描かれる戦中の女性は家で主人の帰りを待つ姿が多く描かれてきてたけど、忍びである初芽(有村架純)をはじめ合戦場にも「女性」のやるべきことがあった。いろいろな文献に書かれてることなのに意外とこれが今まで描かれることはあまりなかった気がする。
「女性」は弱く家を守るものとゆう今までの時代劇の描き方は違うと思う。「女性」は強いし、常に男より優秀な存在。
この映画の「女性」の描かれ方もポイントが高い。

そしてもう一つ、日本史上最大の合戦である「関ヶ原の合戦」を題材としながら、ほとんどを「人」と「人」との心理戦として描いていたのが良かった。合戦なり戦争はいつの時代も始まればあとは進むだけ。それまでにどれだけ多くの心理戦、駆け引きがあるか。あくまでも司馬遼太郎氏、原田眞人監督の解釈であるけど、覚えきれないぐらい多くいる登場人物それぞれの心理を中心として描かれてたのがこの映画の最大の成功点だと個人的には思います。

いろいろ書きましたが、ここ数作の岡田准一さん主演映画では最高の作品だと思います。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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