連続テレビ小説『ひよっこ』

ポンポ〜ン♪ポンポ〜ン♫ポンポ〜ン♬愛の言葉をリ〜ル〜♪

(reference:YouTube)

9月も終わって10月になりましたね。こんなにも9月が終わるのが寂しいと感じたことはない。
だって、

『ひよっこ』が終わっちゃったから。

これか…これが「ロス」ってやつか。早くも完全なる「ひよっこロス」に突入。

2017年4月3日に始まった平成29年度前期連続テレビ小説『ひよっこ』。

主演である有村架純さん演じる谷田部みね子と共に私も全話見逃すことなく半年間完走しました。
まず言いたいのは、有村架純さんはじめキャストの皆様、脚本の岡田惠和さんはじめスタッフの皆様、半年間本当にお疲れ様でした。そして、素晴らしいドラマを本当にありがとうございましました。

『ひよっこ』ホントに最高なドラマでした。
【あらすじ】
1964年(昭和39年)秋。東京オリンピックが目前に迫っていたが、谷田部みね子(17)は今ひとつ実感が湧かない。みね子は、茨城県の北西部にある山あいの村・奥茨城村(※)で育った。交通の便が悪いため、同じ関東なのに東京は遠い世界のように思える。みね子の家は6人家族。不作の年に作った借金を返すために、父は東京に出稼ぎに行っている。高校を卒業したら、農家の仕事を手伝って祖父と母に楽させてあげたい…。そう思っていたみね子の人生は、お正月に父が帰ってこなかったことで一変する。
「お父さんの分も働いて仕送りします。東京に行かせてください」東京に行けば、いつかきっと父に会える気がしたのだ。2人の幼なじみと一緒に集団就職で上京したみね子は、墨田区の工場で働き始める。初めて見る東京は、想像をはるかに超えた大都会で戸惑うことばかり。低賃金に慣れない仕事。“金の卵(※)”を待ち受けていた現実に時々くじけそうになるが、東北各地から上京してきた寮の仲間たちや舎監さんが心の支えとなっていく。しかし、オリンピック後の不況のあおりを受けて会社は倒産。工場は閉鎖されてしまう。
行くあてのないみね子を拾ってくれたのは、かつて帰省した父から「おいしい」と土産話を聞かされていた赤坂の洋食屋だった。店での給仕や出前、仕込みの手伝いがみね子の仕事になった。店主とその息子の料理長、そしてコックたちが家族のような存在になっていく。個性的な常連客や商店街の人々、友人や仲間たちとの泣き笑いの日々の中で、みね子はさまざまな出会いと別れを経験しながら試練を乗り越え、見知らぬ町だった東京にしっかりと根を張っていく。
※奥茨城村…ドラマ上の架空の村
※金の卵…地方からの若年労働者。60年代“金の卵”の主役は、中卒から高卒になった。64年の流行語。


この【あらすじ】は最初のほんの一部です。この後に涙あり、笑いあり、とにかく毎日テレビに向かって拍手を送りたくなる展開が続きます。
(※私はテレビが無く、NHKオンデマンドに加入してパソコンで観てたので実際には「パソコン」に向かって拍手を送っておりました。)

ここで全26週に渡る各週のタイトルを振り返りたい。

1.『お父ちゃんが帰ってくる!』
2.『泣くのはいやだ、笑っちゃおう』
3.『明日に向かって走れ!』
4.『旅立ちのとき』
5.『乙女たち、ご安全に!』
6.『響け若人のうた』
7.『椰子の実たちの夢』
8.『夏の思い出はメロン色』
9.『小さな星の、小さな光』
10.『谷田部みね子ワン、入ります』
11.『あかね荘にようこそ!』
12.『内緒話と、春の風』
13.『ビートルズがやって来る』
14.『俺は笑って生きてっとう!』
15.(恋、しちゃったのよ』
16.『アイアイ傘とノック』
17.『運命のひと』
18.『大丈夫、きっと』
19.『ただいま。おかえり』
20.『さて、問題です』
21.『ミニスカートの風が吹く』
22.『ツイッギーを探せ!』
23.『乙女たちに花束を』
24.『真っ赤なハートを君に』
25.『大好き』
26.『グッバイ、ナミダクン』

タイトルを見るだけで物語が脳内にプレイバックする。ちなみに、『ひよっこ』で描かれた最終回の時代設定は山口百恵が『プレイバックPart2』をリリースした約10年前にあたる。主人公の谷田部みね子が現実にいたら現在70歳ぐらいの設定。閑話休題。

『ひよっこ』にレポは要らない。NHKオンデマンドに入るなり、DVDが発売された際に買うなりレンタルするなりして観てほしい。たったの全156話です。15分×156話でたった39時間です。逆に言えば39時間も素敵な時間が過ごせる。最高じゃないか。
AmazonでもすでにDVDセットが発売されてます。

正直、私もここまで『ひよっこ』にハマるとは思っていませんでした。観始めたキッカケは銀杏BOYZの峯田くんが出演すると知ったから。
峯田くんの朝ドラ出演にはマジで驚いたのです。だって峯田和伸ですよ??あの銀杏BOYZの、あのGOING STEADYの峯田和伸ですよ??
もう何年前だったか、渋谷のライブハウスLa.mamaでクリスマスイブに銀杏BOYZとオナニーマシーン(バンド名です)が対バンイベントをやっていたのです。毎年恒例にもなっていたイベントなのですが、ある年の銀杏BOYZのライブ中、興奮した峯田くんはズボンとパンツを脱ぎ、自分のモノをだし観客(男性)に咥えさせたのです。
引きますよね…わかります。ただ、当時の銀杏BOYZ、そして峯田くんのその行為自体はファンにとっては「さもありなん」な感じと言いますか、むしろ歓声が湧き起こっちゃったりしてたぐらいなのです。

そんな『峯田和伸』をGOING STEADY時代から見続けた私としては、「あの峯田くんが朝ドラに??しかも有村架純と共演??時代は変わったなぁ…」と、驚きと共にこれは観ないといかんなと思ったわけです。

そんなこんなで見始めた第1話。のびのび、ほんのりとしたドラマだなぁと軽い気持ちで観ていました。第2話、第3話…続くうちに、「まてまてまて。続きメッチャ気になるんですけど!」と、第1週が終わる頃にはもう完全に『ひよっこ』の虜。(ひよっこだけに“鳥子”…。)
温かくハートフルなドラマだったはずが、お父ちゃんは行方不明になるわ集団就職先の工場は倒産するわともうみね子(有村架純)の人生から目が離せない。
1話たりとも見逃したくないためにNHKオンデマンドにも加入した始末。今まで個人的な歴代最高の朝ドラは『あまちゃん』だと思っていましたが、完全に『ひよっこ』は超えてきました。ごめんね、のんちゃん。

毎日が『ひよっこ』から始まった半年間。毎週、毎日、キャストの皆様と脚本の素晴らしさに驚くばかり。
『ひよっこ』の成功要因はなんと言っても岡田惠和さんの脚本にあったと思います。本当に凄いのです。凄かったのです最後まで。
開始当初からすでに伏線が散りばめられており、最終話に近づくにつれて次々とその伏線を回収。「ここでそれか!」の連続で涙も止まらない。

そして何より、登場人物が全員「良い人」なんです。誰一人として嫌な奴がいない。それぞれのスピンオフドラマを作ってほしいぐらい。
最終話が放送された9月30日、脚本の岡田惠和さんのこんなインタビュー記事があがっていました。

(オリコンニュース)

物語が4年しか進んでないのは岡田惠和さん自ら「想定外」と言うくらいみたい。是非とも続編をお願いしたい。スペシャルで2時間ドラマでも良いからお願いしたい。あっ、でもいろんな登場人物のその後が知りたいから続編特番をシリーズ化してほしい。

とにかく『ひよっこ』には、「故郷」「家族」「友達」「仕事」「恋愛」「夢」「平和」、人が普通だと思っている「当たり前」のものが大切に描かれていて、「当たり前」だと思ってるものがある日突然無くなるかもしれないとゆう儚さも描かれている。
こんなにも多くのことを学べる、そして考え、誰かと話したくなるドラマはなかなかない。
連続テレビ小説『ひよっこ』本当に最高のドラマでした。

涙くん、さようなら。

グッバイ、ナミダクン。


早くも… 

ひよっこロス!!  


寂しいよ…それでも明日は

わろてんか!!



『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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