映画『亜人』

AKB48の歴史の中で一番成功したメンバーは間違いなく指原莉乃さんだと思う。まぁ、何をもって“成功”とするかは人それぞれではあるけど、メディア露出や芸能界の“ポジション”だけを見れば指原さんは一番成功したメンバーと言っても過言ではないと思う。ただ、指原さんは現役メンバーなので卒業後はどうなるかわからない。(彼女の場合は安泰だろうけど)
正直、グループを卒業したメンバーを観てると卒業後の芸能活動の厳しさが伺える。

そんな中、AKB48卒業生の川栄李奈さんの最近の活躍が凄い。連ドラに出演したかと思えば、三太郎でお馴染みのあのauのCMにも織姫役で出演。これは大抜擢ですよね。本当に凄いです。
さらに来年には初主演映画の公開が控えてる。めちゃイケの学力テストで「おバカ」キャラを定着させた彼女がここまでの女優になるとは誰が予想したか…

そんな川栄さんも出演する映画『亜人』をTOHOシネマズ渋谷で観てきました。
【作品詳細】
2015~16年に劇場3部作とテレビシリーズ2期でアニメ化もされた桜井画門の大ヒットコミック「亜人」を、「るろうに剣心」シリーズの佐藤健と「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が初タッグを組み実写映画化。2017年、東京。研修医の永井圭は、交通事故で死亡した直後に生き返ったのをきっかけに、絶対に死なない新人類「亜人」であることが発覚する。亜人研究施設に監禁されて非人道的な実験のモルモットにされた圭は、同じく亜人の男・佐藤によって救われるが、佐藤は国家転覆を狙い大量虐殺を繰り返すテロリストだった。同じ亜人として佐藤の思想に共感できない圭は、亜人と人類の壮絶な戦いに身を投じていく。不死身のテロリスト・佐藤役を綾野剛、厚生労働省の亜人担当職員・戸崎役を玉山鉄二がそれぞれ演じる。
(本篇/109分 2017年/日本 配給/東宝)


アクションシーンや特撮は今まで日本映画では観れなかったぐらい激しくて迫力があるので全編通して見応えがあって面白い。そう、面白い映画なのだけど、いろいろ気になるところがある。

交通事故に遭い自分が絶対に死ねない「亜人」だと知った永井圭(佐藤健)。永井は亜人研究のモルモットとして政府機関に監禁されているのだが、同じ「亜人」である佐藤(綾野剛)がその機関を襲撃し永井の救出を目論む。しかし、佐藤の目的や残忍な手口に同じ「亜人」ながら同調することができず、佐藤との“激しい乱闘”の末、その場から逃げ出すことに成功する…。

ちょっと待て!! 

私は原作読んでませんよ。映画でしか知らないので原作を読めばそれなりの流れがあるのかもしれませんが、映画を観る限りではちょっとおかしくないか??
だって永井は交通事故に遭うまで自分が「亜人」だということを知らなく、それまでは普通の研修医だったはず。事故に遭い、貴重な「亜人」としてその後は政府のモルモットとして自由が効かない状態だったのに、なぜ佐藤とそこそこやりあえる身体能力を持ってるんだよ。佐藤は政府転覆を図るぐらいのスーパーテロリストなのに…

ここであることに気がついた。この映画は観客にあることを求めている映画なのだと。その求めていることとは、

忖度!!

ちゃんと今年のホットワードもぶち込んでくるあたりがさすが本広克行監督だ。
普通に研修医として生きてきた人間でも自分が「亜人」だと知ればそこそこ戦える身体能力を発揮できるのが「亜人」なのか…とゆう忖度が観るものに求められる。

さらに、永井は妹(浜辺美波)と入院する病院で警備の目を掻い潜って会い、そのまま二人で病院から逃げ出す。
ここも「ちょっと待て!」です。政府機関から逃げ出した「亜人」永井。政府機関は佐藤らに襲われてるので永井の妹も監視対象のはず。それをいとも簡単に連れ出して…

忖度!!

おっと忘れてた…。この映画は忖度が必要なんだ。たまたま永井が病院に近づいたタイミングは警護が手薄だったのだろう。

まぁ、このようにとにかく「忖度ポイント」が多い映画ではあるのだけど、それ以上に私が気になったことがある。それは「亜人」の特徴。実は「絶対に死ねない」以外にもう一つ大きな特徴を持つ。
それは、なんだかよくわからないけど自分の分身みたいなものを出せること。その分身は「亜人」にしか見えないもので、「亜人」はその分身を使って戦ったり人を殺めたりすることができる。この分身の強さが「亜人」の強さみたいなことになるのだが、これを観たときに何か既視感があった…

ジョジョだ!!

「亜人」は『ジョジョの奇妙な冒険』で言うところのスタンド使いだったのだ。

ここまできてだんだん『亜人』を理解してきた。佐藤健と山崎賢人は同じ力を持っているのだ。この「亜人」=「スタンド使い」に気づいたとき、ずっと観ながら気になってたもう一つの“既視感”にも気づいてしまった。
「亜人」は「ヒト」の姿をしながらまったく違う特徴を持ち、その存在が危険視されていることから政府から追われ身を隠して生活している。
『東京喰種』やん。「亜人」と「喰種」の境遇なんか似てるやん。とゆうことは、佐藤健と窪田正孝は似たような境遇なのだ。

要は何が言いたいのかと言うと、『亜人』は、『ジョジョの奇妙な冒険』と『東京喰種』を足したような内容なんだ…と。
三作とも原作読んでないですからね、私。原作読んでなくて三作とも観た者からするとこの理解になる。
そんなこんなで、最後にもう一つだけ言いたいのは、小松菜奈さん、清水富美加さんに負けず劣らず浜辺美波さんも可愛かったです!!

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

0コメント

  • 1000 / 1000