日本の銀杏好きの集まり

ノストラダムスの「恐怖の大王が来るだろう」とゆう人類滅亡大予言が盛り上がっていた1999年。「恐怖の大王」はこの年の“7の月”ではなく、二年後の2001年“9の月”にアメリカを襲った。その“9の月”の悲劇から世界中では今でも空からの「恐怖の大王」を警戒する日々が続いている。
結局、1999年に「恐怖の大王」は来なかったけど、この年にある曲がインディーズでリリースされた。4人組パンクロックバンド、GOING STEADYの『YOU&I』だ。ここから2000年代初頭の“青春パンク”ブームの中心であり、日本の音楽シーンに多大な影響力を残す“峯田和伸”の伝説が始まる。

当時、日本のメジャーシーンは所謂「ビジュアル系」バンドの人気が凄まじく、青春パンクブームと重なってファンの嗜好もメジャー派とインディーズ派に別れていたように思う。私自身はインディーズバンド、青春パンクを追っていた。
そのバンドブーム、青春パンクブームの中での「ゴイステ」の影響力は他を圧倒していたと言っても過言ではなく、とにかく私たち世代にとってはまさに“青春”そのもの。「ゴイステ」に出会い、追いかけ、その後の銀杏BOYZに至るまでの紆余曲折で、“峯田和伸”に心酔するあまり共に傷ついた人も少なくない。
“峯田和伸”と出会った者にとってはノストラダムスの大予言とは彼のことだったのかもしれない。

あれから18年、バンド結成から20年の今年、10月13日、峯田くんがついに武道館に立ちました。
『銀杏BOYZ 武道館公演 「日本の銀杏好きの集まり」』行ってきました。

即ソールドアウトだった本公演。武道館には日本中から多くの“峯田和伸“信者が集まりました。
ライブのレポはナタリーにとても詳しくあがっています。

(音楽ナタリー)
 
ここに全てが書いてありますが、とにかく怒涛、圧巻のステージでした。“13日の金曜日”の武道館のステージに、大きく掲げられた日の丸の下に、日本の音楽界をこの日ばかりはと背負った「神」が降臨していました。

昨年の1月、恵比寿のリキッドルームでTHE COLLECTORSと銀杏BOYZが対バンしたライブを観ました。その時、私は「好きだった銀杏BOYZはもういない」と思っていました。久しぶりに観た銀杏BOYZがあまりにも変わっていてついていけなかったからです。

今回の武道館公演を観て私の思いは間違っていたのだと気づかされました。なぜならステージに立った峯田くんは、バンドメンバーこそ変わっているものの18年前に聴いてからずっと見てきた峯田くんがそこにいたからです。峯田くんはきっと「銀杏BOYZ」を変え続けることで「峯田和伸」を変わることなく保ち続けていたのだろう。バンドや楽曲を進化させることで「峯田和伸」は「峯田和伸」のままで存在できたのだと思いました。
この日の峯田くんは、汚くて、むさ苦しくて、痛々しくて、激しくて、今まで見てきた最高な男のまま存在していました。

『人間』とゆう曲で「戦争反対」とゆうフレーズを繰り返し歌う歌詞があります。アンコールで歌った時、オリジナルよりも多く「戦争反対」を繰り返しました。
そしてこの歌はその後「戦争反対って言ってりゃいいんだろ」と続きます。この歌詞の持つ意味。
峯田くんの歌は本人が言うように愛や平和はあまり歌ってないかもしれない。それでも峯田くんの歌に救われた人が大勢いる。ハッキリとしたメッセージがなくても、くだらない歌だとしても届く人には心に響くものがある。
音楽の持つ力、そして“峯田和伸”とゆう人間の持つ力を感じたライブでした。


追記…

このレポ記事が余りにも良いので追記します。

(DIGAonline)

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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