映画『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』

衆議院選挙投開票日が近づいてきた。ネットを見てるといろいろな人が「あーだ、こーだ」と意見を戦わせている。私はすでに投票先を決めているので今日にでも期日前投票に行く予定だけど、なんと言いますか「なんだかなあ」感がやっぱあります。
自民党が良いとは思わないけど、希望の党や立憲民主党も支持できない。投票する側も難しい選挙になったなと思います。

渋谷、ユーロスペースにて映画『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』観てきました。
【作品詳細】
アメリカ占領下にあった戦後の沖縄で、米軍の圧政と戦った1人の男の生き様を描いたドキュメンタリー。沖縄の民衆に支えられ、那覇市長、国会議員と立場を変えながら闘い続けた政治家・瀬長亀次郎。米軍統治下の沖縄で弾圧を恐れず米軍に対して「NO」と叫びつづけ、演説会では毎回何万人もの人びとを集め、そして聴衆を熱狂させた。瀬長亀次郎の知られざる実像と、信念を貫き通したその人生を関係者の証言や貴重な映像によって描き、第54回ギャラクシー賞月間賞を受賞するなど高い評価を得た2016年放送のテレビドキュメンタリー番組を、追加取材、再編集をおこない映画化。監督は「筑紫哲也NEWS23」でキャスターを務め、本作が初監督となる佐古忠彦。テーマ曲を坂本龍一が手がけ、大杉漣が語りを担当。
(本編/107分 2017年/日本 配給/彩プロ)


戦後、沖縄が背負わされたもの、沖縄の人を苦しめてきたもの、どのくらいの人がその事実を知っているか。アメリカと、そして日本政府と戦った“カメジロー”と沖縄県民。
この映画はそういった「事実」があったことを少しでも知れる貴重なドキュメンタリー映画。

内容が内容なだけに何を書くは難しい。これは観た者がそれぞれの価値観で考えるべきだと思う。
ただ、ある意味で“映画的”に考えれば、沖縄が背負った悲劇があるのは事実で、それを知ることが大事であるし勉強するべきなのだけど、少しある種のプロパガンダ映画になっている気もする。
今の時代、あらゆる戦い(政治的な)は敵の存在を強く決めつけすぎる傾向がある。その手法だとどうしても共感は広まりにくい。沖縄のおかれた現状を変えるには多くの味方を増やす必要性があるはずで、そのための映画としてはもっと主義主張、思想やイデオロギーの違う人の心にも訴える作りにしないと厳しい。
瀬長亀次郎氏の物語はそのパワーがあるはず。敵を倒すのではなく、敵を仲間にする戦いをしなければ改革は難しい。この映画はその点が少し気になったかなぁと個人的には感じます。

とは言っても、もっと多くの人に観られるべき映画なのは間違いないので、上映が終わる前に是非劇場へ足を運んでもらいたい。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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