映画『女神の見えざる手』

ちょっとまいった。まいってしまった。昨年は日本映画界が豊作で特に良作が多い年だったと思うのですが、今年は外国映画の方が心に残る作品が多い気がします。

TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『女神の見えざる手』を観たのですが、人生ベスト5に入るぐらい素晴らしい映画でした。
【作品詳細】
「恋におちたシェイクスピア」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」のジョン・マッデン監督が「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャスティンを主演に迎え、天才的な戦略を駆使して政治を影で動かすロビイストの知られざる実態に迫った社会派サスペンス。大手ロビー会社の花形ロビイストとして活躍してきたエリザベス・スローンは、銃の所持を支持する仕事を断り、銃規制派の小さな会社に移籍する。卓越したアイデアと大胆な決断力で難局を乗り越え、勝利を目前にした矢先、彼女の赤裸々なプライベートが露呈してしまう。さらに、予想外の事件によって事態はますます悪化していく。共演に「キングスマン」のマーク・ストロング、「インターステラー」のジョン・リスゴー。
(原題/『Miss Sloane』 本編/132分 2016年/フランス、アメリカ 配給/キノフィルムズ)


人生ベスト5に入る映画と書いたけど、まず前提として私は“政治”に興味があるタイプの人間です。恐らく、平均的な人よりは強く興味があるタイプだと思います。かと言って「反安倍」と政権を批判したり、「強い日本を取り戻す」なんて思想もない。
“政治”とゆうものがどのように動き、そしてどのように動かしていくべきなのかに物凄く興味がある。
そんな私なので日本ではあまり馴染みのない「ロビイスト」とゆう職業にも必然的に興味があるわけで、その「ロビイスト」の映画とあって、もう言うなればドストライクな作品なわけです。

スローンは大手ロビー企業の敏腕ロビイスト。どんな手を使ってでも必ず成功させる彼女は仲間を“騙す”ことも厭わない。

この映画、これ以上何も書けない…。


何書いてもネタバレだ。とにかく観てほしい。社会派サスペンスの傑作だと思います。
初めからずっと伏線があり、一瞬たりとも見逃せない脚本。素晴らしいですよ。前半にある会議でスローンが福音書を引用して部下を叱責するシーンがあるのですが、そのシーンにスローンの人となりと戦い方が全て詰まっています。

スローンは敏腕ロビイストだっからキャリアを手にしたのではない。正義と信念を持ちつつ、“それが正しいかどうかは別として”、それを貫き通したから結果としてキャリアを手にしてきたのではないか。

もうね、震えますよ。クライマックスでもう震えます。映画終わってないのに思わず拍手しそうになりました。
銃による事件が多発しているアメリカで“今”この映画が作られた意味はとてつもなく大きいと思います。
六本木ヒルズは東京国際映画祭のため上映が止まってますが、他の劇場ではまだやってるはずなので是非とも観てもらいたい一作。




みんなで盛り上げようビットコイン!!今日も宣伝しとこう。笑

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

0コメント

  • 1000 / 1000