映画『MR. LONG』

新宿武蔵野館にて映画『MR. LONG』観てきました。
【作品詳細】
「天の茶助」のSABU監督が、「レッドクリフ」「グランドスター」などで知られる台湾の人気実力派俳優チャン・チェンを主演に迎え、日本で逃亡生活を送ることになってしまった台湾マフィアの青年が、逃げ延びた町の人々との交流を通して徐々に人間らしさを取り戻していく姿を描いた。ナイフの達人で殺し屋を生業としているロンは、東京・六本木にいる台湾マフィアを殺す仕事を請け負うが失敗し、北関東のとある田舎町へと逃れてくる。日本語がまったくわからない中、心を閉ざした少年ジュンやジュンの母で台湾人のリリーと出会ったロンは、世話好きな住民たちの人情に触れ、やがて牛肉麺(ニュウロウミェン)の屋台で働くことに。屋台は思いがけず繁盛するが、そこにヤクザの手が迫ってくる。
(本編/129分 2017年/日本、香港、台湾、ドイツ 配給/HIGH BROW CINEMA ※PG12指定作品)


台湾でのマフィアの会合のシーンから始まる。何かで稼いだ金を山分けするためのよう。彼らの会話の内容は“リン”とゆう男の話。散々リンをバカにしてる会話なのだが、最終的には「リンを殺して取り分を増やそう」とまで。
そこにリン登場。殺し屋が日本へ逃げる話とゆうのは知っていたので、リンがその殺し屋なのか?と思っていたら、いきなり胸部を後ろから刺され殺されるリン。
殺したのは本作の主役のロン。そのまま一気にマフィアたちを瞬殺し、金を奪ってボスの元へ。
(散々バカにされ、登場数秒でアッサリ殺されたリンの気持ちよ…)

ボスの元へ金を届けたロン。次の標的は六本木だと告げられる。ボスと飲茶を作るロン。(映画に出てくる中国系のマフィアのボスってだいたい飲茶食べてるか作ってるよね。)

日本へ来て、標的を見つけ殺そうとするが失敗。そのまま拘束され絶体絶命のピンチ。
そこへ謎の男が現れ、「俺の女を返せ」とロンを拘束している側のボスを手にしたナイフで刺す。突然の出来事に混乱している間にその場から逃げ出すロン。
ロンと謎の男はその場から逃げ出すが、謎の男はマフィアたちの銃弾に斃れてしまう。斃れた男の首にはバレリーナのネックレスが。

なんとか追ってから逃れたロン。しかし、負った傷は深く荒廃した謎の住宅街で倒れてしまう。
そこへ謎の少年が。少年は何も言わず傷薬、食料、着替え用の洋服などをどこからともなく持ってくる。
なんとか一命をとりとめたロン。少年が持ってきた野菜を調理しスープなどを作っていると、今度はそこへ謎の男性が。男性は一口スープを飲むと何かを確信したようにそのまま男性を自宅へ連れ出す。男性の目的はロンの調理技術。(笑)
野菜炒めのようなものをロンに作ってもらい軒先で食べていると、近所のおじちゃんおばちゃんがやってくる。

そのままあれよあれよと言う間に料理をしたり、部屋を直して住めるようにしてくれたり、さらには仕事として牛肉麺の屋台まで用意してくれる。お節介、世話好きな日本人に囲まれたロン。

「なにがどうしてこうなる?」

ロンの気持ちだ。
同じ頃、はじめに救ってくれた少年ジュンの母親リリーの存在を知る。リリーは台湾人。覚醒剤に手を出し重度の中毒状態でもある。
リリーはロンや世話好きの日本人たちと交流することでなんとか覚醒剤の中毒症状を抑えることができていた。

日本人たちから貰った三枚の温泉旅行券。ロンとリリーとジュン。殺し屋とゆう秘密を持つロン、辛い過去を持つリリー、寂しさを抱えたジュン、本当の家族ではないが、“家族のように”共に過ごすことで3人の心には温もりが溢れ、次第に笑顔の数も多くなる。
ただ、ロンにはやるべきことがあり、台湾に戻る日も近づいていた。

ある日、ロンたちがいつものように屋台を引いているとき、リリーはある男の姿を見つける。その男は最初にリリーに覚醒剤を打った男。
ロンとジュンを先に行かせその場から逃げるように立ち去るリリー。なんとか自宅まで逃げたが、すでに居場所はバレており家に入ってくる男。リリーに「覚醒剤や俺からは逃げられないんだよ」と手をあげ、さらにレイプまで。

そんなことが起きているとは知らず屋台の営業を続けるロンとジュン。そこにその男が客としてやってくる。ロンは怪しみつつも牛肉麺をだす。男は帰る時まで不敵な笑みを浮かべる。
ロンとジュンが家に帰るとリリーは首を吊っていた。
覚醒剤から逃げるため、男から逃げるため、最後に感じたロンとジュンとの幸せな思い出のままで死にたかったのか。
昔、夢見た「バレリーナになりたい」とゆう夢も叶わず、最後まで本当の幸せは得られなかったのか。

そしてマフィアの手はついにロンにも迫る。しかし、ロンちゃん強過ぎ。いとも簡単に全員を返り討ち。
マフィアの追っ手は退けたが、その代償はあまりにも大きかった。
世話好きの日本人から言われた一言、

「出てってくれ」

初めから仲良くなるつもりはなかった。勝手に世話を焼いただけだろう。言われなくても出て行くつもりだ。
でも、殺し屋として生きてきたロンにとってジュンやリリー、世話好きな日本人たちと過ごした数日間は感じたこのない温かみに満ちた日々であったのではないか。

全部は上手くはいかなかったけど、たった一つの出会いで人は変われる。
台湾に戻り殺し屋としての仕事をこなす日々。ある店から窓の外を見るとそこには世話好きな日本人たちとジュンの姿が。
急いで駆け寄るロン。「そんな偶然あるかい!」ってツッコミたくなる再会だが、それでも良い。
どんな過去があろうともそれを受け入れた人たち。
その温かさに触れ、生き方を変えたロン。
犯した過ちは取り返すことは出来なくても前を向いて生きて行く。そんなメッセージが込められたような人の愛の物語でした。




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(共同通信) 
こいつらホントクソだ。選挙のためだけでなんの大義もない。


(ORICON NEWS)
いろいろ悩んだ末の結論だろうし、本人が決めた道だから応援したい。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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