映画『嘘を愛する女』

TOHOシネマズ渋谷にて映画『嘘を愛する女』観てきました。
【作品詳細】
長澤まさみと高橋一生が共演し、恋人の大きな嘘に翻弄されるキャリアウーマンの運命を描いたラブサスペンス。オリジナルの優れた映画企画を募集する「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」の第1回でグランプリを受賞した企画を映画化した。食品メーカーに勤める川原由加利は、研究医である優しい恋人・小出桔平と同棲5年目を迎え、公私ともに充実した日々を送っていた。そんなある日、自宅で桔平の帰りを待つ由加利のもとに、警察が訪ねてくる。桔平がくも膜下出血で意識を失っているところを発見されたのだが、桔平の所持していた運転免許証や医師免許証はすべて偽造されたもので、職業も名前も全てが嘘であると判明したのだ。ショックを受けた由加利は桔平の正体を突き止めるべく、私立探偵の海原匠と彼の助手キムに調査を依頼。やがて、桔平が書き溜めていた700ページにも及ぶ未完成の小説が見つかる。その内容をもとに、いまだ病院で眠り続ける桔平の秘密を探るため瀬戸内海へと向かう由加利だったが……。「ゆうちょ銀行」など数々の人気CMを手がけた中江和仁が長編映画初メガホンをとった。
(本編/118分 2018年/日本 配給/東宝)


長澤まさみさんの初期代表作と言えば『世界の中心で、愛をさけぶ』。

公開されたのが2004年の5月。当時、この映画を観たとき、長澤まさみさんのことを「なんて可愛い子がいるんだ」と思ったものです。それは私に限らず多くの人がそうだと思いますが…。
それからの彼女の活躍は言わずもがなですが、あれから14年近くの時が流れ大人の魅力溢れる女優となった長澤まさみさん。『嘘を愛する女』はそんな彼女の大人の魅力が存分に溢れた作品となっていました。

この映画は実際に起きた事件が元ネタになっているそうです。
ふとした出会いから付き合うようになり、5年間同棲生活を続けている由加利(長澤まさみ)と桔平(高橋一生)。ある日、由加利の母が上京し、桔平との会食を希望するのだが、約束の時間になっても桔平は現れず、由加利が家に帰っても桔平は帰ってこない。
深夜にインターホンがなり、出てみると警察が。桔平はくも膜下出血で倒れ救急搬送されたとのこと。急いで病院に向かった由加利であったが、医師の診断としては命は取り止めたが意識は戻らないかもしれないとゆうこと。
そして警察から聞かされたのは免許証は偽造されたもので、“小出桔平”とゆう人物は存在しないとゆう信じられないような事実。

名前や経歴が全て嘘だった桔平。何がなんだかわからず、怒り、悲しみ、不安、ありとあらゆる感情が由加利から溢れ出る。
そこから由加利は同僚の叔父である私立探偵(吉田鋼太郎)を訪ね、本当の桔平の真実を探しに行く。

正直言おう…映画としては展開が弱い。無駄なシーンも多い。軽く流されたけど、免許証偽造や社員証偽造も立派な犯罪だ。
例え過去にどんな悲しいことが起きていたとしても、その後に犯罪をやっていい理由にはならない。
それに、最後に判明する桔平の真実も“本当の真実”なのかはわからない。
だからこそ由加利の側に立てば「おいおい!それで良いのか?」と思わざるえない。

ただ、「嘘を愛する女」なのである。正確に言えば、「嘘でも愛する女」だったのだろう。
どんな過去があったとしても、名前や経歴が全て嘘だったとしても、二人が過ごした5年間は本物だった。由加利にとってはそれが真実だった。
たがらこそ“嘘でも”愛してしまうのか…。

元ネタの事件や原作がどうなっているかはわからないけど、「その後」が気になる話ではある。
映画としてはもう少し何かが欲しかったけど、長澤まさみさんの感情の起伏が激しい芝居は素晴らしかった。特に最後の病室での長回しのシーンは格別でした。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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