映画『巫女っちゃけん。』

渋谷TOEIにて映画『巫女っちゃけん。』観てきました。
【作品詳細】
広瀬アリスが、未来に夢も希望も抱けずに巫女のバイトを続けている主人公を演じた主演作。幼い頃に母親が家を出て行ったことが原因で何かと父に反発し、悪態ばかりついているしわすは、父が宮司をしている神社で巫女のバイトをしながら就職活動をしていた。就職が決まれば巫女は辞めえるつもりだが、かといって他にやりたいことや夢があるわけでもない。そんなある日、夜中の境内を見回りしていたしわすは、社殿に隠れていた5歳の少年・健太を見つける。健太は一切口をきかず、しわすが世話を見ることになるが、数日後に母親が迎えにくる。安心したのもつかの間、殴られてあざをつくった健太が再び神社に戻ってきて……。監督は「偶然にも最悪な少年」「ハードロマンチッカー」のグ・スーヨン。福岡県福津市の宮地獄神社で撮影された。
(本編/98分 2017年/日本 配給/スリーパーエージェント)


宮司の娘として生まれ巫女になる。まわりから見ればそれは普通のことのように思う。でも、本人としてはそれを素直に受け入れることができない。
仲のいい友人に神社の娘として生まれた子がいるので、この映画で描かれるしわす(広瀬アリス)の気持ち、葛藤はよくわかる。
頭では家のことや伝統のことをわかっていても、「なぜ私が…」って思いはこの環境に生まれた子なら誰もが思うことかもしれない。
この難しい役どころのしわすを広瀬アリスさんが見事に演じてました。

広瀬姉妹はなんなんでしょう。メチャクチャ上手いですね。本作のこの役も広瀬アリスさん以外には無理だったんじゃないかとも思います。

神様を信じず、礼節や伝統も軽く見てるのに、何か悪い行いをしてる人に対しては「バチがあたるけんね!」と怒りをぶつける。そんな人間ぽさが溢れるしわすがとても可愛らしい。

神社、神様、礼節…当たり前のことだけどとても難しいことでもある。それに日本人にとってとても身近なことなのに、こんなにも神秘的で謎めいた世界は他にはない。
この映画は、その難しいテーマにコメディ要素も入れて作られた意欲作だと思います。観る人によって感じ方が別れる作品だとは思いますが、私個人的には楽しめた作品でした。
ちょっと脚本が荒いですけどね…。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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