映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』

ヒューマントラストシネマ渋谷にて映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』観てきました。
【作品詳細】
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」などで知られる脚本家の岡田麿里が初監督を務めたオリジナルの長編アニメーション映画。10代半ばで外見の成長が止まり、数百年生き続けることから「別れの一族」と呼ばれるイオルフの民の少女マキアと、歳月を重ねて大人へと成長していく孤独な少年エリアルの絆の物語が描かれる。人里離れた土地で、ヒビオルと呼ばれる布を織りながら静かに暮らすイオルフの民の少女マキア。ある日、イオルフの長寿の血を求め、レナトと呼ばれる獣にまたがるメザーテ軍が攻め込んできたことから、マキアとイオルフの民の平穏な日々は崩壊する。親友や思いを寄せていた少年、そして帰る場所を失ったマキアは森をさまよい、そこで親を亡くしたばかりの孤児の赤ん坊を見つける。やがて時は流れ、赤ん坊だったエリアルは少年へと成長していくが、マキアは少女の姿のままで……。
(本編/115分 2018年/日本 配給/ショウゲート)


なんなんだよこれは。
私、アニメーション映画はそんなに観るタイプではないし、そもそもアニメ自体をそんなに観ない。本作の岡田麿里監督が脚本した『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』を観るのもだいぶ遅かったし、『心が叫びたがってるんだ。』も実写版しか観ていない。
それぐらいこれと言って「アニメ好き」ではないのだけど、両作共とても素晴らしい作品だったから、本作『さよならの朝に約束の花をかざろう』はすぐに劇場で観ようと思い行ってきたわけです。
もうね、ホントになんなんだよこれ…。


メチャクチャ泣けたんですけど!!



号泣。
涙が治るまでしばらく立てなくなるぐらい号泣。完全に涙腺崩壊。

岡田麿里さん天才か??

そう、天才なのでしょう。
天才なのだよ。
血の繋がりとか、一族とか、もっと言ってしまえば親子とか、誰にでもある当たり前の“愛”の物語なのに、一括りに“愛”と単純化できない複雑で、そしてとても切ない物語。

そうなんですよ。切なすぎるのですよ。


※ここからちょっとネタバレ入ります。

あるシーンでマキアは「いってらっしゃい」とエリアルを送りだすわけです。そりに対してエリアルは「いってきます」と。
ごくありふれた親子の会話ではあるのですが、このありふれた会話を次にするときは、マキアがエリアルに「ただいま」と先に言い、そりに対してエリアルが「おかえり」と返す。
そして最後にマキアが「いってらっしゃい」と…。

おじさん、もうここで完全に涙ボロボロ。


そして“さよならの朝”に“かざられた”のは“綿毛となったタンポポ”。
この意味ですよ。
タイトルに全てが詰まってたのですよ。
もう観て欲しい。観た人と語りたい。
最後にもう一度だけ書いておこう。

岡田麿里さん天才だ!!

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

0コメント

  • 1000 / 1000