映画『ワンダーストラック』

新宿ピカデリーにて映画『ワンダーストラック』観てきました。
【作品詳細】
「キャロル」のトッド・ヘインズ監督が、「ヒューゴの不思議な発明」の原作者ブライアン・セルズニックの同名ベストセラー小説を実写映画化。2つの異なる時代を舞台に、それぞれ大切なものを探す2人の子どもの旅を独創的なタッチで描き出す。1977年、ミネソタ。母親を交通事故で亡くした少年ベンは、母の遺品の中から、会ったことのない実父に関する手がかりを見つける。その50年前、1927年のニュージャージー。厳格な父に育てられる聴覚障害の孤独な少女ローズは、憧れの女優リリアン・メイヒューの記事を集めたスクラップブックを大切にしていた。ある日、ベンは父を捜しに、ローズは憧れの女優に会いに、それぞれニューヨークへ向かう。2人の物語は、やがて不思議な縁で結びつき……。原作者セルズニックが自ら脚本を手がけ、ローズのパートを白黒サイレント、ベンのパートを音声つきカラーで描くことで世界観の違いを表現。ベン役を「ピートと秘密の友達」のオークス・フェグリーが演じ、ローズ役には自身も聴覚障害を持つ新人ミリセント・シモンズを抜擢。2人をつなぐ人物を「エデンより彼方に」のジュリアン・ムーア、ベンの母親を「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のミシェル・ウィリアムズがそれぞれ演じる。
(原題/『Wonderstruck』 本編/117分 2017年/アメリカ 配給/KADOKAWA)

(reference:YouTube)


1927年と1955年、50年の時を超えた家族の絆を巡る物語。
本作を観た後、予告編をもう一度観てください。予告編の一番最後、大人の女性っぽい方が男の子に向かって「Ben?」と書かれた紙を見せ、それに対し男の子は「なんで僕の名前を知ってるの?」と驚いています。

予告編でこのシーンいる??

もはやネタバレになりますが、予告編でこのシーンを観てしまったからオチが読めちゃったんですよ。予告編にこのシーンが無かったらぜんぜん感じ方が違ったと思う。
本当に予告編の作り方問題は深刻ですよ。予告編観なきゃ良いって話ではあるけど、映画が始まる前に流れるから仕方がない。なんとかならんかね。

オチが読めてしまったとゆうマイナスポイントもありますが、他にもちょっと「ん?」と思うことはある。
ネタバレになりますが、最後、ベンは祖母と友達と夜空を観ながら素敵な雰囲気で終わりますが、「ちょっと待てい!」ですよ。
ベンは母を事故で亡くし、引き取られている親戚の家から父を探しに家出をしてニューヨークまで来てるのですが、叔母や従兄弟からヒドイ仕打ちを受けていたとかではない。むしろ親身に温かく迎えてくれていたし仲も悪くない。
ベンが病院を抜け出し行方が分からなくなった時、叔母はもう“発狂”するぐらい心配しているわけです。この映画は“家族”が一つのテーマになっていると思うのですが、だとしたらベンがもう一度帰ったあとも描かないとダメだと思う。

他にも色々と気になることがあってずっもモヤモヤしてしまった。
ただ、1927年と1977年の街並みの雰囲気の再現は良かった。カラーを変えることもそうだけど、街を行き交う人の雰囲気ひとつとっても時代感が出てて素晴らしい。
だからこそ、そのこだわりがあったのならもっと脚本を詰めれたのではないかなぁと私は感じてしまった。
話自体は素敵なので原作を読んでみたらまた違う見方もできるかもしれない。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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