映画『孤狼の血』

TOHOシネマズ六本木ヒルズにて映画『孤狼の血』観てきました。
出典:公式サイト


【作品詳細】
広島の架空都市・呉原を舞台に描き、「警察小説×『仁義なき戦い』」と評された柚月裕子の同名小説を役所広司、松坂桃李、江口洋介らの出演で映画化。「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督がメガホンをとった。昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島・呉原で地場の暴力団・尾谷組と新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の加古村組の抗争がくすぶり始める中、加古村組関連の金融会社社員が失踪する。所轄署に配属となった新人刑事・日岡秀一は、暴力団との癒着を噂されるベテラン刑事・大上章吾とともに事件の捜査にあたるが、この失踪事件を契機に尾谷組と加古村組の抗争が激化していく。ベテランのマル暴刑事・大上役を役所、日岡刑事役を松坂、尾谷組の若頭役を江口が演じるほか、真木よう子、中村獅童、ピエール瀧、竹野内豊、石橋蓮司ら豪華キャスト陣が脇を固める。
引用:映画.com
予告編(reference:YouTube)



映画の内容とは関係ないけどちょっと笑ってしまったのが、ヤッパリこうゆう映画だとヤンチャそうな男が客席に溢れるのだな。『アウトレイジ』もそうだけど、たぶん“本職”ではないのだけどそちらの世界に憧れが少なからずあるだろうってゆう男が今回も何人もいて映画と客層の関係って面白いなぁと思ったりした。

映画としてはこの客層の面白さがピークだったな。
一部で「アウトレイジ超え」なんて言われてるみたいだけど、ハッキリ言ってぜんぜんそこまでじゃないです。白石監督なので暴力表現は上手いし「痛々しさ」はとても伝わってくるのだけど、肝心のヤクザにぜんぜん“恐さ”が無い。迫力もないし。そこが『アウトレイジ』と大きく違うところ。
役者さんたちのヤクザ役が下手なわけでも白石監督の演出が悪いわけではないとは思う。こればっかりは“本物”を知っているかどうかじゃないか。

「警察と暴力団」とゆうこの設定もタイミングが悪かったかもしれない。似たような設定の現在公開中の韓国映画『犯罪都市』があまりにも傑作で、それと比べても正直劣る。
何よりも一番思ったのは、この設定にしては商業映画に偏りすぎてるような気がする。白石監督でこの役者陣でこの映画を撮る意味はあったのだろうか。主役級の豪華キャストが集まってるために完全に主軸がブレてたんだよな。

白石監督作品ファンとして本作はちょっと残念だった。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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