映画『友罪』

TOHOシネマズ新宿にて映画『友罪』鑑賞。
出典:公式サイト


【作品詳細】
「64 ロクヨン」の瀬々敬久監督がミステリー作家・薬丸岳の同名小説を実写映画化し、生田斗真と瑛太がダブル主演を務めた人間ドラマ。ジャーナリストの夢を諦めて町工場で働き始めた益田は、同じ時期に入社した鈴木と出会う。無口で影のある鈴木は周囲との交流を避けている様子だったが、同じ年の益田とは少しずつ打ち解けていく。しかしある出来事をきっかけに、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人なのではないかと疑いを抱くようになり……。益田役を生田、鈴木役を瑛太が演じるほか、共演にも佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子ら実力派キャストがそろう。
友罪
(2018年/日本 配給:ギャガ)
引用:映画.com


reference:YouTube



まず大前提としてこの映画で描かれている“少年A”はあの神戸の“少年A”ではない。あの事件をイメージして描かれているのは間違いないが、あくまでも違う“少年A”であることを前提として、もし自分だったらどうするか…。

この映画は観る人によって感じ方が大きく変わると思う。事件にしろ事故にしろ、“人を殺める”とゆう行いはあらゆる周りの人の人生を狂わせる。狂わされた周りの人たちが決めた生き方はどんな生き方であるにせよ間違いではないし、かと言って正解があるわけでもない。
誰もが何かを抱えて生き続けていかなければいけない。

同じように心に喪失感を抱えている友や大切な人と出会い、分かり合えたとしても、自分が犯した過ちによってその関係は呆気なく失われていく。それが例え過ぎ去った“過去”の過ちだとしても、当事者にとってはずっと“今”であるから。

本作は言うなれば、どの登場人物にも感情移入が出来るし、どの登場人物にも感情移入が出来ない作品。
この難しい作品をここまで見応えあるものになったのは圧倒的なキャスティングの絶妙さがある。これ以上ないキャスティングではないかと思います。

決してどこかに“救い”がある映画ではないし、終わってもどこかスッキリしない気持ちも残るけど、これがある意味での現実であり、あらゆる事件が起きるたびにこの映画に出てくるような心に傷を負う人たちがその事件の裏でいることを考えさせられる作品。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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