舞台『睾丸』

池袋、東京芸術劇場シアターウエストにて、ナイロン100℃ 46th SESSION 『睾丸』観劇。

【作品詳細】
ナイロン100℃、25周年記念公演の第2弾をお贈りする。だからというわけでもないが、25年前=1993年を時代設定にしたいと、今のところ考えている。
1993年に25年ぶりに再会した二人の男と、彼らの家族の物語。
1993年の25年前が1968年だと気づいたのは好都合だった。
1968年。この年の5月、フランスはパリの衛星都市ナンテールに端を発した若者たちの反乱が、程なく日本にも飛び火した。支配・管理の構造を解体しようとする運動と、これを維持し温存しようとする体制との攻防の中で、若き二人は青春を燃やしていたのではないか。ならば68年を描いてはどうだ。否、その領域には、すでに先人達が数々の名作を遺している。私なんぞが今さら出る幕じゃない。
1968年と2018年を結ぶ半世紀のきっかり中間地点。バブル経済が弾け、浮かれた日々を突然封じられた1993年の日本。
「男なら我慢せい!金玉がついてるなら耐え抜かんか!」
厳格な父親の叱咤を浴びながら育った男が、かつての盟友に会ってたいそう幻滅するお話だ。こちらの方がずっと興味深い。


作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:三宅弘城 みのすけ 新谷真弓 廣川三憲 長田奈麻 喜安浩平 吉増裕士 眼 鏡太郎 皆戸麻衣 菊池明明 森田甘路 大石将弘/坂井真紀 根本宗子 安井順平 赤堀雅秋
(上演時間/約190分(途中10分休憩あり)

出典・引用:公式サイト



最高だ。
やっぱり最高だ。
ナイロン100℃の舞台は最高だ。
上演時間180分、「長いな」と観劇前は思ったけどぜんぜんそんなことなかった。
気づけば幕間、気づけばカーテンコール。
最高のエンターテイメントだ。

バブルがはじけ、不況にあえぐ日本。
物語の2年後には阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が起きる。
今から25年前の物語。
そこから更に25年遡ると社会は安保闘争、学生運動が盛んな真っ只中。
混沌とした時代を舞台に、過去の混沌とした時代を、未来の混沌とした時代に描く。

不条理、不謹慎、不道徳、間違いを“笑い”もある最高のエンターテイメントとして作り上げられている舞台。
演劇の面白さが詰まった作品。

これがエンターテイメントなんだよ!!


と、観劇後、私は呑みに行った店でみんなに語った。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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