映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』

新宿武蔵野館にて映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』鑑賞。
出典:公式サイト



【作品詳細】
漫画家・押見修造が実体験をもとに描いた同名コミックを、「幼な子われらに生まれ」の南沙良と「三度目の殺人」の蒔田彩珠のダブル主演で実写映画化した青春ドラマ。上手く言葉を話せないために周囲となじめずにいた高校1年生の大島志乃は、同級生の岡崎加代と校舎裏で出会ったことをきっかけに、彼女と一緒に過ごすように。コンプレックスから周囲と距離を置き卑屈になっていた志乃だが、加代にバンドを組もうと誘われて少しずつ変わっていく。やがて、志乃をからかった同級生の男子・菊地が強引にバンドに加入することになり……。林海象監督や押井守監督のもとで助監督を務めてきた湯浅弘章監督が長編商業映画デビューを果たし、「百円の恋」の足立紳が脚本を手がけた。
(2017/日本 配給:ビターズ・エンド)

引用:映画.com



reference:YouTube



湯浅弘章監督の商業長編映画デビュー作。
乃木坂46が2015年にリリースした『何度目の青空か?』のカップリングに『あの日、咄嗟に僕は嘘をついた』とゆう楽曲があります。

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2017年リリースの『裸足でSUMMER』のカップリング『行くあてのない僕たち』では、このMVの数年後の物語が描かれています。

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この両作品の監督が湯浅弘章監督です。機会があればこの作品も観てください。本当に素晴らしい作品です。
湯浅監督が長編映画を撮るとどうなるのか、ヤッパリ最高でした。とても良かった。

人前や慣れない状況だと吃音が強く出てしまう志乃ちゃん。
歌を唄いたいのに音痴な加代ちゃん。
そんな二人だから組めたユニット「しのかよ」。
そこに元いじめられっ子でお調子者の菊池が加わることで「しのかよ」の関係が変わりだす。

居場所がなかった子たちが集まることによって居場所を作ることが出来た。でも、その居場所はそんなに強い場所ではなく、ほんの少しのことで壊れてしまう。
「頑張って!」
「応援してる!」
そんな言葉はいらない。応援なんていらない。それに、一生懸命頑張ってるよ。頑張ってるけど出来ない。
「なんで?」
そんなのわからない。理由なんてわからない。わからないから辛いんだよ。

加代ちゃんは志乃ちゃんに「詩」を書いてと願う。文化祭までに書くことが出来なかった。歌うことも出来ない。
一人ステージで志乃ちゃんに向けた歌を唄う加代ちゃん。
志乃ちゃんは「詩」を書くことは出来なかったけど、自分の想いを返す。志乃ちゃんは「詩」を書いていたんだよ。心の中で自分の想いを言葉にしてた。これはまさにポエトリーリーディング。
そして、その勇気が志乃ちゃんの世界を広げることになる。

観ていてずっと胸が苦しくなって心臓止まるかと思った。
ツライ、切ない、でも未来がある。
とても良い作品でした。

個人的にはアイスクリームの使い方が流石だと思いました。これは乃木坂46のMVを観れば意味がわかります。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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