映画『スターリンの葬送狂騒曲』

渋谷シネクイントにて映画『スターリンの葬送狂騒曲』鑑賞。
出典:公式サイト



【作品詳細】
1953年の旧ソ連を舞台に、独裁者スターリンの死によって巻き起こった政権内部の争いを辛辣かつコミカルに描き、ロシアで上映禁止となって話題を集めたブラックコメディ。粛清という恐怖で国を支配していた絶対的独裁者スターリンが急死した。厳かな国葬が執り行われる一方、その裏では次期最高権力者の座を狙う側近たちが熾烈な争いを繰り広げる。出演は「ファーゴ」のスティーブ・ブシェーミ、「ハングオーバー!」シリーズのジェフリー・タンバー、「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ、モンティ・パイソンのマイケル・ペイリン。エミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持ち、テレビシリーズ「官僚天国 今日もツジツマ合わせマス」など政治風刺作品に定評のあるアーマンド・イアヌッチが監督・脚本を手がけた。
(原題『The Death of Stalin』 2017/イギリス 配給:ギャガ)
引用:映画.com



reference:YouTube



「史上最も黒い《実話》に基づく超問題作」と謳ってるだけある。
こんなに不愉快で後味が悪いのにメチャクチャ面白い。

全てのエンターテイメントは、不謹慎、不道徳、間違いからしか生まれず、
全てのエンターテイメントは、不謹慎、不道徳、間違いを描き、許しているのである

酒井若菜さんのこのエンタメ論が好きで、本作はまさにこの言葉が表すとおりのエンターテイメント作品。

ヒトラー以上の虐殺を行ったとも言われているスターリン。
絶対的な最高権力者のポジションがある日突然空いた時、側近たちはどう動いたのか。
誰もがそのポジションを狙う。
それは自分が権力を得るためなのか。
それとも国の為か。
彼らの真実はその後の歴史が証明している。

コメディタッチな映画なのに「史上最も黒い《実話》」があまりにも“黒い”から全然笑えない。
むしろ恐い。
でも映画としては面白い。
こんなにも不愉快さと面白さが揃う映画はなかなかない気がするな。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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