映画『泣き虫しょったんの奇跡』

渋谷ユーロスペースにて映画『泣き虫しょったんの奇跡』鑑賞。
出典:公式サイト


【作品詳細】
「青い春」「ナイン・ソウルズ」「I'M FLASH!」などでタッグを組んできた豊田利晃監督と松田龍平が、棋士・瀬川晶司五段の自伝的小説「泣き虫しょったんの奇跡」を映画化。おとなしくて何の取り柄もなかった「しょったん」こと瀬川晶司は、将棋で初めて周囲から認められたことをきっかけに棋士の道を目指す。ライバルや師匠との出会いを経て着々と実力をつけた彼は、プロ棋士の登竜門である奨励会に入会。しかし「26歳までに四段昇格できなければ退会」という規定へのプレッシャーに負け、退会を余儀なくされてしまう。大きな挫折を味わい絶望に打ちひしがれる晶司だったが、将棋を愛する気持ちや仲間たちに支えられ、再びプロ棋士を目指すべく立ち上がる。松田が主人公の瀬川晶司を演じ、共演にも永山絢斗、染谷将太、妻夫木聡、松たか子ら豪華キャストが集結。
(2018/日本 配給:東京テアトル)
引用:映画.com


reference:YouTube



26歳までに四段になれなければ奨励会を退会しなければいけないとゆう将棋界の年齢制限ルール。
どんなにアマチュアで良い戦績を残そうがプロになれることはないとゆう旧態依然とした体制。
この年齢制限と古い体制の壁を乗り越えた「しょったん」こと瀬川棋士の物語にとても感動した。
感動したのだけど…。

年齢制限の壁に敗れ、一度ダメになったとしても、その後、大人になって再挑戦できないのはおかしい。
プロに勝ってもアマチュアのままなんて将棋界だけだ。
劇中で石橋静河さん演じるしょったんの同僚は言います。
本当にその通りだと思う。
強い人がプロの世界に残っていくべきで、その古い体制を覆すのはとても意義のあること。

それと同時に、「年齢制限」は本当にそこまでおかしいものなのか?とゆう思いもある。
瀬川棋士は才能もあり、特例での再挑戦が認められ、見事プロに勝ち、プロ棋士とゆう自分の居場所を掴めた。
ただ、奨励会で敗れていった者のほとんどが“プロ”とゆう才能には届かなかった者たちだろう。
その者たちにとって、26歳から新たにやり直す人生はそんなに簡単なものではない。
もし「年齢制限」がなかったら30歳、40歳まで夢を求めてそこにしがみつく者もいるだろう。
そしていざ辞めようと決意したとき、そこからの人生はどうなるのか。
そんなことを考えると「年齢制限」はそんなに悪いものでも無いのではないかとゆう思いが湧いてくる。
再挑戦が認められ、見事プロになった瀬川棋士の功績はとても素晴らしいものであることに変わりはないのだけど。

映画の演出的に一つ気になったのは、必要以上の豪華キャスト。
早乙女太一、染谷将太、妻夫木聡、藤原竜也…このビッグネームをあのキャスティングでする意味があったのだろうか。
なんとなく製作サイドが作品自体を信じきれてない気がしたのが個人的にはとても気になった。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

0コメント

  • 1000 / 1000