映画『億男』

TOHOシネマズ渋谷にて映画『億男』鑑賞。
出典:公式サイト


【作品詳細】
映画プロデューサー・川村元気の同名ベストセラー小説を佐藤健&高橋一生共演、「るろうに剣心」シリーズ、「3月のライオン」の大友啓史監督のメガホンで映画化。3000万円の借金を残して失踪した兄に代わり、借金返済に追われる一男。借金苦の日常に愛想を尽かした妻は娘とともに家を出てしまった。そんな不幸続きの一男に宝くじ3億円当選という幸運が舞い込む。この大金で借金返済、家族の修復と、一発逆転を夢想するが、ネットで悲惨な人生を送る高額当選者の記事ばかりが飛び込んでくる。不安になった一男は、起業して億万長者となった大学時代の親友・九十九にアドバイスをもらうため、九十九を訪ねるが、酔いつぶれて目が覚めると、九十九は3億円とともに姿を消していた。一男役を佐藤が、九十九役を高橋が演じるほか、藤原竜也、北村一輝、沢尻エリカ、池田エライザらが顔をそろえる。脚本は「ドラゴンクエスト」シリーズの開発などで知られる渡部辰城。
(2018/日本 配給:東宝)
引用:映画.com


reference:YouTube



本編でも描かれるけど、この映画の本筋は完全に落語の『芝浜』。


私も落語は好きなので、高橋一生さん演じる九十九が落研時代から『芝浜』を噺てたあたりから、「あっ、九十九は『芝浜』の奥さんだな」と気づいた。
そうやって観てるとこの映画の見え方が変わってくる。

ある日突然思いもよらない大金が手に入ったら…。
普通の人は変わってしまうだろうね。
私も絶対変わる。
だからこそ九十九が佐藤健さん演じる一男に伝えたかったことは重要だと思うけど、本当の意味での“お金”に対する意味や価値は九十九よりも、むしろ悪い感じで描かれている北村一輝さん演じる百瀬や、藤原竜也さん演じる千住、そして沢尻エリカさん演じる十和子の方が教えてくれていると個人的には感じた。
彼らが言うことは一見悪く見えたりするけど、言ってることは全て本質。
“お金”それ自体はただの紙切れであり、そこに価値を見出すのはあくまでも使う側の人間。
そこも含めて落語的な作品だった。

あと、『日日是好日』と黒木華さん出演作を二本連続で観たけど、ヤッパリ素晴らしい女優さんだと改めて実感。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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