映画『ここは退屈迎えに来て』

T・ジョイPRINCE品川にて映画『ここは退屈迎えに来て』鑑賞。
出典:公式サイト


【作品詳細】
地方に暮らす女性たちの心情を描いた山内マリコの同名連作小説集を橋本愛、門脇麦、成田凌の出演、廣木隆一監督のメガホンで映画化。東京で就職したが、10年経って何となく地元に帰ってきてた27歳の「私」は、実家で暮らしながらタウン誌で記事を書く仕事をしているが、冴えない日々を送っていた。そんなある日、高校時代の仲間と久しぶりに会った勢いで、高校時代にみんなの憧れの存在だった椎名くんと会いに行くこととなった「私」の中に、椎名くんとの忘れられない過去が去来する。そして、東京への憧れと怖さを抱きながら地元を出ないまま、元彼である「椎名」を忘れられずに暮らしている「あたし」。日常に充足感を覚えることができない2人の女性と彼女たちが足りない「何か」を埋めてくれると期待されている1人の男性のそれぞれの思い、そして現実が描かれていく。「私」役を橋本、「あたし」役を門脇、椎名役を成田がそれぞれ演じる。
(2018/日本 配給:KADOKAWA)
引用:映画.com


reference:YouTube



キービジュアルは橋本愛さん、門脇麦さん、成田凌さんの3人だからこの3人が一応主演とゆうことになるのだろうけど、この映画の主演はこの3人であると同時に、渡辺大知さんであり、岸井ゆきのさんであり、内田理央さんであり、柳ゆり菜さんであり、もっと言えば、彼女たちが住んでいる街のような田舎に住んでいる人、その田舎から夢を見て東京に出て行った人、全ての人が主人公でもある。

夢もない、やりたいこともない、何もない…例えどんな人生であっても見方を変えれば必ずそこにはそれぞれのドラマがある。
振り返れば「あの頃に戻りたい」と思えるような想い出もある。
その想い出を支えに生きて、その幻想が崩れたとしても、それには必ず何かの意味がある。

劇中でのサツキ(柳ゆり菜)のセリフ、「もしお金を出せばあの頃に戻れるなら、払うかもしれないな」。
お金を払ってでも戻りたい想い出があるだけ幸せなことなのかもしれない。

移動手段が自転車しかなかったあの頃。
溜まり場だったゲーセンにはいつもみんながいた。
車が乗れるようになり、東京へも出た。
いろんなところに行けるようになった今はもう忘れていたあのゲーセン。
誰もいなくなったゲーセン。
そこではあの頃の想い出の中で生きられる。

私の生まれ育った豊橋とこの街の雰囲気はとても似てる。
とにかく妙にリアルで涙が出て。
最後のプールのシーン。
思い返せば、きっとあの日が彼女たちにとっての“あの頃”のピークだったのかもしれない。
それに気づいた時、次の想い出が始まる。

『後悔と反省の狭間で』

なんとなく思ったことを、ただなんとなく書いています。映画や舞台が好きなのでそのあたりの記事が多めになります。

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